About Project

現代芸能「獅子と仁人」は、アジアにひろく伝わる芸能「獅子舞」をもとに、デジタル時代における芸術文化のあらたな領域の創造に挑むアートプロジェクトです。

これまで、芸術文化の分野におけるテクノロジーは、すでに価値のある芸術作品のアーカイブや再現に活用されてきました。しかしながら、近年のプロセッサーの高速化やソフトウェアの進歩によって、テクノロジーそれ自体が表現として芸術作品になる時代が、そこまできています。

19世紀にあらたな青の顔料が生まれたことで、絵画の表現そして歴史が変わっていったのと同じく、いまやテクノロジーは絵具になり、人々の手では不可能な多彩な表現を生みだしています。

デジタルによるアウトプットがリアルタイムに生成され、演者の動きをデータとして表現に応用できるようになったいま、このプロジェクトでは、身体表現のリアリティにデジタル表現の超越性を融合させて、これからの日本文化の一翼となるデジタルカルチャーを創生します。

2020年のコロナ禍の最中に、全国から沖縄へ集結したクリエイティブにより始まったこの取り組みは、2022年11月にプロジェクト初となる劇場での公演作品を、沖縄と横浜で巡回しました。

Project History

2022年12月
劇場公演「獅子と仁人」
主催=イッカク 
会場=KAAT神奈川芸術劇場(神奈川県)
2022年11月
劇場公演「獅子と仁人」
主催=宜野座村文化のまちづくり事業実行委員会 
会場=宜野座文化センターがらまんホール(沖縄県)
2022年7月
野外パフォーマンス「獅子と仁人」
主催=東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 
会場=上野恩賜公園(東京都)
2021年12月
イベント出演「TOKYO LIGHTS」
主催=東京都 
会場=明治神宮外苑総合球技場軟式球場(東京都)
2021年7月
街頭パフォーマンス「獅子と仁人 渋谷の舞」
アーツカウンシル東京「Tokyo Tokyo FESTIVAL未来提案型プロジェクト支援助成」 
会場=渋谷駅周辺4箇所(東京都)
2021年4月
オンデマンド配信版発売「獅子と仁人」
文化庁「文化芸術の収益強化事業」 
Vimeo On Demand
2020年11月
ストリーミング配信版発表「獅子と仁人」
文化庁「文化芸術の継続支援事業」 
YouTubeストリーミング

Artist Profile

構成・演出・振付・制作
GRINDER-MAN
(グラインダーマン)

アートグループ。わたしたちの身体が欲する「いま・ここ」の体験づくりを企画から制作まで。東京を拠点に、舞台作品やメディアアート作品の発表、行政の文化事業策定や映像の振付およびキャスティングから、スマフォアプリからVR・ARのプランニングまで、芸術文化にテクノロジーを応用したプロジェクト多数。メンバーは演出家のタグチヒトシと振付家の伊豆牧子。東京都現代美術館、ICC、Ars Electronica(オーストリア)、Esplanade(シンガポール)ほか。文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品「HERO HEROINE」は東京都現代美術館(2020)長崎県美術館(2020)台湾Taoyuan Art Festival(2019)など巡回。grinder-man.com

Making documentary
(2020)


Contact

プロジェクトに関するお問合せは、メールにて承ります。
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お問い合わせ先:株式会社イッカク
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