これまで、芸術文化の分野におけるテクノロジーは、すでに価値のある芸術作品のアーカイブや再現に活用されてきました。しかしながら、近年のプロセッサーの高速化やソフトウェアの進歩によって、テクノロジーそれ自体が表現として芸術作品になる時代が、そこまできています。
19世紀にあらたな青の顔料が生まれたことで、絵画の表現そして歴史が変わっていったのと同じく、いまやテクノロジーは絵具になり、人々の手では不可能な多彩な表現を生みだしています。
デジタルによるアウトプットがリアルタイムに生成され、演者の動きをデータとして表現に応用できるようになったいま、このプロジェクトでは、身体表現のリアリティにデジタル表現の超越性を融合させて、これからの日本文化の一翼となるデジタルカルチャーを創生します。
2020年のコロナ禍の最中に、全国から沖縄へ集結したクリエイティブにより始まったこの取り組みは、2022年11月にプロジェクト初となる劇場での公演作品を、沖縄と横浜で巡回しました。
アートグループ。わたしたちの身体が欲する「いま・ここ」の体験づくりを企画から制作まで。東京を拠点に、舞台作品やメディアアート作品の発表、行政の文化事業策定や映像の振付およびキャスティングから、スマフォアプリからVR・ARのプランニングまで、芸術文化にテクノロジーを応用したプロジェクト多数。メンバーは演出家のタグチヒトシと振付家の伊豆牧子。東京都現代美術館、ICC、Ars Electronica(オーストリア)、Esplanade(シンガポール)ほか。文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品「HERO HEROINE」は東京都現代美術館(2020)長崎県美術館(2020)台湾Taoyuan Art Festival(2019)など巡回。grinder-man.com
プロジェクトに関するお問合せは、メールにて承ります。
お名前、所属、ご連絡先(メールおよびお電話番号)、お問い合わせ内容をご明記のうえ以下メールアドレスよりご連絡ください。
お問い合わせ先:株式会社イッカク
メールアドレス: