現代芸能『獅子と仁人』は、デジタル時代における舞台芸術のあらたな表現と鑑賞体験の創造に挑むプロジェクトです。
ファッションやポップカルチャーなどさまざまなコンテンツがデジタル資産としての価値の再創造を試行するなか、本プロジェクトもまたインターネットでの舞台芸術の新しいありかたを探究します。コロナ禍における活動自粛にともない、配信による視聴が余儀なくされる状況において、本プロジェクトでは単なる記録映像の域をとびこえ、ストリーミング配信やオンデマンド配信をひとつの表現手法としてとりこむ舞台芸術の表現域を切りひらいていきます。
それは、あらたなデジタルカルチャーとしての舞台芸術の創生であり、身体表現としてのリアリティと映像ならではのVFX(視覚表現)を交差させながら、リアルとバーチャルをひとつにする挑戦です。
35分/日本/2021年
制作・販売元:株式会社イッカク
株式会社イッカク 担当:仲之條紗織